17 7月 2025, 木

Genden-TukuRich®️の世界へようこそ!VOL.289

小生の父は満州国(現、長春市)で育ったと聞いたことがある。

満州国が出来てみんな夢を持って家族で秋田から行ったのだと思う。

小さいときに聞いた話なのであまり正確ではないが

住んでいる時に空襲でトイレ(ボットントイレ)に避難したことがあるとも聞いた

祖父は鉄砲を組み立てる仕事をしていたようだ。

そんな満州国はどう言う流れで出来たのかを調べてみたくなった。

日清戦争で勝利した日本は遼東半島を手に入れるが、ロシア、フランス、ドイツの三国干渉により遼東半島の返還を余儀なくされた。

ロシアは見事、三国干渉にて日本が清国に領土を返還する見返りとして

清国と密約を結び東清鉄道の権利を手に入れた。

ロシアはウラジオストックとモスクアを結ぶシベリア鉄道を建設中であった。

シベリア鉄道はロシア内を通過すると遠回りなるため東進鉄道の運営権が必要であったのだ。

日本にしてみればロシアが南下してくる恐れを感じ戦争に踏み切った。

これが日露戦争である。

この戦争で勝利した日本は遼東半島に勢力を伸ばし領土が拡大されていった。

当然、東清鉄道も日本の物となっていく。線路幅も日本の線路幅(現、山手線の幅)に置き換えられていく。

特急あじあ号である。

当時では結構高級列車だったようである。

世界恐慌が起こり満州の資源などを手に入れる為、日本は自ら鉄道を爆破し中国がやったと言いがかりをつけ資源拡大の為、満州領土を拡大していったようである。

満州事変である。

これでは世界からの批判が目に見えている為

国を作ろうとしてできたのが満州国である。

表向きのトップは中国人(真の最後の皇帝)で日本が皇帝を守ると言った定義であった。

しかし、実際は日本が裏で全てを動かしていく構造となっていた。

日本人の人口を増やす為に日本から移民出稼ぎを募った

マスコミがこぞって満州特集の映画や新聞広告などを打ち出していった。

国からの補助金が出るなど政府も力を入れたようだ。

結果27万の移民が集まったという。

その中に小生の祖父家族が居たのだと思われる。

土地の開拓は表向きで現地の中国人よりかなり安く土地を奪い取っていったのが本当のようである。

中国人にしてみれば侵略者である。

移民者の日本人はその事など知らないで夢見て現地で頑張ることになる。

鉄道と資源確保で満州国は目覚ましい発展を遂げる。

しかし13年の寿命であった。

敗戦と同時にソ連軍が攻め込んできたので、あっという間に満州国は崩壊となった。

移民たちはソ連軍に連れ去られ(シベリア抑留)、侵略者とみていてた中国人からの暴力など受けた

酷い話である、夢の国家を作ろうと頑張っていた移民達。。。。

この満州国に目をつけたのが今の共産党である。国民党と内戦状態にあったが満州国を抑えれば戦争有利に働くと目をつけたのだ。

共産党は満州国を手に入れその勢いのままほぼ中国全土を手に入れることとなった。

日本がインフラを整え共産党が手に入れた。なんか皮肉である。

武力行使で奪ったものは元に戻っていったと言うことである。

ざっくりだが満州国(父が育った国の)流れを知る事が出来た。

因みに祖父家族は中心部に近かったので日本に無事帰って来られたのだと思う。

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By uTuTu^^

自由人 アーティスト(作詞、作曲) ミュージシャン グログ  雑貨小物デザイン

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